1 ダイビングにはどの程度の運動能力が必要か その一~その三

ダイビングにはどの程度の運動能力が必要か その一 泳力について

水泳に自信がない人は息継ぎが苦手な人がほとんどですが、ダイビングは水面でシュノーケル(スノーケル)、水中ではレギュレータという呼吸器をつけているので息継ぎの心配はなく水泳に自信のない人でもチャレンジできるマリンスポーツです。ダイビングに必要な泳力はマスクと呼吸器とフィンを使用したスイミングスキルがメインとなります。

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シュノーケリング(スノーケリング)が得意なダイバーはダイビング中に余裕があります。ダイバーは水面スキルを確実なものにするだけでダイビング全てに余裕が持てるようになります。

 

参考までにプロダイバーコースの一般的な規定をご紹介

単一泳法で400m を10分以内、スノーケリングで800mを18分以内、立ち泳ぎ30分、

だいたいこのくらいで、指導団体により多少異なる程度です。競泳の経験者にとってはあまりに低いハードルですが、競泳未経験の一般成人にとっては多少なりとも練習が必要なハードルです。という事でプロコースを修了したことのあるダイバーは少なからず水泳を練習し、一度はこのハードルを越えた事のある人です。

 

 

ダイビングにはどの程度の運動能力が必要か その二 心肺能力について

ダイビングはレギュレータを使っての水中活動で、ある程度の水深に居る場合は、急に水面に浮上することは出来ません(減圧症予防など)。レギュレータには呼吸抵抗があり、呼吸が乱れると陸上に比べ息苦しさを感じる上、急に陸に戻って息を整えるわけにもいかないのでダイビング中は心拍数や息が上がるほどの運動は避けるのが基本です。

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呼吸と心拍は運動量だけでなく心理面ともかかわり、ストレスがかかっただけで心拍数も息も上がってしまいます。何か不慣れな事(技術、知識、経験、器材など)があると影響してしまうので、ストレスの原因はダイビング前に取り除いておくことが重要です。

 

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心肺機能を向上させるために必要な運動強度、時間、頻度などはその道のプロに聞いていただくとして、せめてダイビングをしている時より少し強めの有酸素運動をダイビングに行くより多い頻度で行う事を心掛けましょう。心理面ではダイビングの準備段階で当日の動きをシミレーションしてストレスを軽減するようにしましょう。

 

 

ダイビングにはどの程度の運動能力が必要か その三 筋力について

ダイビング器材類の重量をご紹介

ダイビングの器材と2日分程度の着替えを入れた旅行バッグ(タイヤ付き)約20kg

ダイビング用品だけをメッシュバッグに入れた場合約10kg

ダイビングタンク空気充填済み約16kg

ダイバーはスーツやウェイトも装着するので装備重量は30kg~

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筋力を使う場面をご紹介

手で持つ物として最も重いのはタンク16kgで、多少持ち運びます。

タンクにセットした器材類約20kgを背負い、下ろします。

ビーチダイビングではエントリーポイントまで約30kgを装備した状態で往復します。

エントリーまで近ければ約20m、中には溶岩帯をしばらく歩くようなポイントもあります。

ボートダイビングではエキジット時に約30kgを装備した状態でハシゴを数段上がります。

 

一般ダイバーの場合、ジュニアダイバー、レディースダイバー、シニアダイバーが装備を背負う時に手伝ってもらうのはアリだと思いますが、それ以外で誰かの手伝いをあてにしなければならない状態では体力不足です。技は足りない力を補うことができますが、力が足りな過ぎると技だけでは何もできません。日常生活で体力不足を感じるようなら多少の準備があった方が良いでしょう。

 

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装備を背負ったり下ろしたり、磯場を歩いたり、揺れているボートに上がったりするのに力は必要ですが、装備を背負って陸にいる時間などは慣れている人ほど短いものです。無駄のない動きを覚えて余裕を持ってこなせるようになりましょう。