遠征南国ダイビングの準備 その一~その三
飛行機や船での移動を伴う南国遠征ダイビングをイメージしてどのような準備が必要かをご紹介します。近場の海で楽しみながらスキルアップ、たまには遠征ダイビングで非日常を楽しむようなダイビングライフはいかがですか。
遠征南国ダイビングの準備 その一 必要なスキル・経験レベル
遠征南国ダイビングは中性浮力、ボート、ディープなど基本的なスペシャルティ・コースを修了して一般的なダイビングに対応できる頃を目安に計画すれば、リラックスして楽しめるでしょう。一般的なダイビングに対応できる頃とは「ダイビングのスキルと経験」を参考にしてください。
おすすめ
アドバンスコース受講途中程度の経験でも楽しめるポイントも多いです。事前にダイビングポイント情報を聞いて許容範囲内で楽しめる計画を立てましょう。
遠征南国ダイビングの準備 その二 適した装備
近場ダイビングの装備と遠征ダイビングの装備では必要とされる機能の優先順位が違います。自分のダイビングライフをイメージしてどちらに比重を置いた装備にするかを考慮して準備しましょう。当スクールスタッフの器材についてご紹介します。
ライト
ライトはダイビングの楽しさを広げます。小さくて軽いライトでも十分な明るさとバッテリーの持ちの良さでナイトダイビングにも対応できる物も多いです。アーチ、ケープ、レックなどライトの欲しい場面は多いですが、バディーコンタクトにもとても便利です。遠征でも近場のダイビングでも小型ライトは同じ物で対応できます。
サイズ 30×150mm 200g 1000ルーメン調節可 照射角wide100°spot50°
ドライスーツ
沖縄でも11月中旬から3月中旬まではドライスーツを使用するのでドライスーツも持ち運びを考慮して重くない生地を選んでいます。近場でのダイビングの極寒シーズン1月~3月も同じスーツで対応しています。ドライスーツは以下のスペックです。
生地3.5mm 両面ジャージ
ウェットスーツ
近場のポイントでスタッフはゲストより多くのダイビングをする場合があり、体が冷えやすいので5mm2ピースを使っていますが、遠征先の気候に合わせた薄手で収納性の良いスーツの用意もあります。遠征用ウェットスーツは以下のスペックです。
2ピース ロングジョン+タッパー 3mm 表スキン裏ジャージ
1ピース バックファスナー(防水ファスナー) 5mm 表スキン裏ジャージ
BCとレギュレータセット
近場用は水中での使い心地を優先して選んでいますが、遠征用は軽さと収納性も考慮して選んでいます。遠征用BCとレギュレータセットは以下のスペックで、近場用との重量差はBCとレギュレータセットたけで2.5kg以上にもなります。
BC 軽量コンパクト、バックフロート、ウェイトシステム付き
レギュレータセット メイン、オクト、ファースト、ゲージとも軽量コンパクトモデル
シグナルフロート・リール
シグナルフロートは緊急用としてだけでなくボートダイビングでは海面でボートスタッフに発見されやすいように、ボートの往来が多い海域では安全停止の位置を知らせるためにも必要です。海中からの使用を前提に使いやすさを優先して以下のセットを使用しています。
蛍光色、エアー逆止弁、ダンプバルブ付きフロート ハンドル付きラインリール
その他のアイテム
キャスターバッグ、ウォータプルーフバッグ、メッシュバッグ、サンダル、帽子、サングラス、日焼け止めなど
おすすめ
近場でのダイビングで使用している器材の情報は「ダイビングは器材を使います」を参考にしてください。
遠征南国ダイビングの準備 その三 ビーワンダイバーズの定番をご紹介
クジラの声を聴きながらダイビング 久米島 2月
アーチ、ケープ、ドロップオフ 宮古島 5月
マンタと会える 石垣島 5月
潮流の中に住む大物に会いに 西表島 6月
ドルフィンスイム 御蔵島 6月
羽田から2時間30分 沖縄本島 11月~2月
おすすめ
ビーワンダイバーズ年間スケジュールは「年間スケジュール」ページを参考にしてください。